今回はビジネスにおいて必要である交渉に関するお話をしたいと思います。

交渉は何も対社外で起こるだけではなく社内でも起こり得ます。
本人が知らず知らずのうちに、客観的に見たら交渉を行っており
不利な条件を掴まされてしまっているということこともあり得ます。
今回はこれらの交渉のシチュエーションにおいて
不利な条件を掴まされないようにするいくつかのコツを共有します。

まず初めに、下記は交渉前に準備をしておくもの(交渉前に検討すべきこと)となります。

  • 交渉が決裂した際の代替案をあらかじめ持っておく
  • これを下回ったら妥協しないという最低条件を持っておく
  • 目標値を決めておく
  • 目標値+20%ぐらいのアンカーを提示する

当たり前のものとなりますが、
これらのものを準備していることにより
交渉中に余裕が生まれ、パニックに陥ることが少なくなります。
ズルズル相手に妥協してしまうということもありません。

上記では目標値という表現を使用している部分もありますが、
何も交渉はお金(数値)だけの問題ではありません。
例えば、あまり無い例かもしれませんが、入社時に就業条件を交渉する場合、
給与だけではなく、働き方などの定性的な部分での条件において
こちらの希望がある場合もあるかもしれません。
それらの条件においても、あらかじめイメージをしておく必要があります。

またもう1つ、心に入れておきたい大切な考え方があります。

それは交渉は本来Win-Winを目指すものであるということです。
ただ、その本来の目指すべきものとは外れ、交渉を勝負事と考えている人は多く
「絶対に相手を打ち負かしていい条件を勝ち取る」と意気込む人が多いのが実情です。
これを行ってしまうと、相手と長期的に良好な関係を築くのが難しくなります。
様々な話し合いを行い、お互いの交渉の目的を理解しつつ
両方の利得が最大化するような交渉をすべきです。

例えば月収20万円の人が退職の際の条件交渉をしているとします。
具体的な論点として、退職金として20万円が欲しかったため、
そのための交渉に臨んでいるとしましょう。
ただ、会社としては制度の問題で20万円の退職金を払うのが難しく
話が平行線になっているとします。
その場合、退職金20万円を要求するのではなく
使っていなかった有給休暇1ヶ月分を使わせてほしいと交渉するのも良いかもしれません。
それであれば出社をせずに20万円をもらえるため
退職金20万円をもらえるのとほぼ同意義になります。
会社としても退職金は制度上20万円も払えませんが
有給休暇という扱いであれば対処が可能かもしれません。

上記は1例ではございますが、当初の目的を達成するために
手段や物事に見方を色々変えることにより
両社が価値を得られる、または妥協が可能な交渉が可能になってくることがあります。

皆さんも交渉の際には必要な準備を行い
Win-Winを生み出す交渉を意識してみてください。
これを行うことで様々な相手と長期的に良い関係を築くことができます。

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
TOP