前回の記事にて、問題解決の正しい順番は下記の通りだとお伝えしました。

  1. 問題の明確化(WHAT)
  2. 問題箇所の特定(WHERE)
  3. 真因の追求(WHY)
  4. 対策の立案・実行(HOW)

今回は1の問題の明確化についてお話ししようと思います。

いきなりですが、皆様の抱えてる問題は本当に問題ですか?
もちろん皆様の考えていることが正しいこともございますが
間違っていることもございます。

1つ、有名な例を挙げて説明させていただきます。

今自分がビルのオーナーであるということをイメージしてください。
あなたのビルは10階建てですが、エレベーターが1つしかなく
エレベーター待ち時間が長くて利用者の不満が募っています。
この状況を解決するにはどうしたら良いでしょうか?

  • エレベーターを増設する
  • エレベーターのスピードを上げる
  • エレベーターを大きくする

これらが一般的に思いつく解決策かと思いますが、
この例での正解はこれらではありません。

エレベーターホールに姿鏡を設置する

これがこの問題の答えとなっています。

理由はそもそもの問題の設定の仕方にあります。
通常であれば、待ち時間が長いのが問題だと考えます。
しかし本当の問題はそこではありません。
エレベーターを待っている間の手持ち無沙汰が問題なのです。
もしエレベーターを待っている間に
時間が過ぎるのが早くなる方法があれば
そちらの方が安上がりで効果的な解決策だということになるのです。
そのため、答えはエレベーターホールに姿鏡を設置し
身だしなみを整えることにより、エレベーター待ちの手持ち無沙汰を軽減するのです。
極端な例で言うと、例えばエレベーターホールにマジシャンがいて
エレベーター待ちの時間にマジックを披露してくれたら
エレベーターを待っている時間なんてあっという間に過ぎてしまいそうです。

少し長くなっていましたが、ある問題を解決する際
皆様が考えている解決すべき問題は本当の問題なのか、
他に解決すべき問題は無いのか
一度立ち止まって考えたり、分析をすることをお勧めします。
間違った問題、解決する必要が無い問題に取り組むほど無駄な時間はありません。

次回は2の問題箇所の特定(WHERE)についてお話しします。

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