今回の記事でも引き続き問題解決に関連する対策の立案・実行(HOW)についてお話しします。

おさらいまでに、問題解決の正しい順番は下記の通りだとお伝えしました。

  1. 問題の明確化(WHAT)
  2. 問題箇所の特定(WHERE)
  3. 真因の追求(WHY)
  4. 対策の立案・実行(HOW)

前回の記事でオプションの洗い出しの方法についてご説明しました。
様々な角度や趣向でオプションを洗い出した後
実際に施策に落とし組むアイデアを一つ決めなければいけません。
会社には人・モノ・カネを中心とした資源がありますが、
洗い出した全ての施策を同時に実施することは難しいことが多いからです。
ビジネスにはトレードオフがつきものですが、
ここでは限られた資源で一番効果が出る施策を決めていきます。

今回は意思決定マトリクスというものを利用して
最適なオプションを選ぶ方法をご説明します。

まずは縦軸に出たアイデアを羅列します。
そして横軸にアイデアを決定する上で大事な検討項目となる要素を羅列します。
アイデアを決定する上で大事な検討項目は検討内容によって異なりますが、
リスクや費用対効果、その他のメリットやデメリットが考えられます。

その後、それぞれの検討項目を考える上で、どの検討項目の比重が大きいかを1~3を目安に入れていきます。

最後にそれぞれのオプションに対し、それぞれの検討項目で1~5を目安にポイントを付け
前のステップで検討した比重を掛け合わせ、一番ポイントの大きいオプションを実施するというものです。

下の表は、コロナ渦におけるアイドルのイベントで何を実施するべきかを検討したものになります。
リスクにはコロナの感染リスクも含まれております。

リスク費用一人に割ける時間合計
×2×1×1
コンサート1114
インスタライブ55116
バスツアー23411

この要素で検討すると、インスタライブが一番得点の高い施策であると考えられます。
ちなみに比重の部分はその時の状況に応じて変わるものですが、
今回は感染対策を徹底することに比重を置いた施策を検討しました。

ただ1点注意事項になりますが、上記の意思決定マトリクスは意思決定の最終手段ではありません。
本来はこの意思決定マトリクスの結果をスタート地点として議論を始めるのをお勧めします。

次回は決定したオプションを実際にどのように実行に移していくかをご説明します。

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